大学に入ったら一人暮らしがしたい。今は実家だけどいつかは一人暮らしがしてみたい、など、高校を卒業し、大学や専門学校に進学または就職して働きはじめれば一人暮らしをしてみたくもなるでしょう。
ここでは、自宅通学とアパートなどでの一人暮らしについてそれぞれのメリット・デメリットを考えてみました。
自宅から通える距離だけど一人暮らししてみたい、自宅か一人暮らしか迷っている方は参考にしてみてください。
実家とアパートの比較
まず、実家暮らしと一人暮らしの比較は以下の通りです。
実家のメリットとデメリット
実家のメリット
- そのまま暮らし続けるため引越しの手間がかからない。
- 家賃がいらない。
- いままでどおり食事の用意をしてくれる。
- 病気になった時は家族に看病してもらえる。
実家のデメリット
- 友達を家に呼びづらい。
- 新生活がはじまってもなんら代わり映えがしない。
- 遅くまで遊び歩いていると小言を言われる。
家のことは家族がやってくれたりと楽ですが、自由にできる部分が少なくなります。
一人暮らしのメリットとデメリット
一人暮らしのメリット
- いつでも友達を家に呼べる。
- 初めての一人暮らしは新鮮で自由を実感できる。
- 何時に帰っても文句を言われない。
- 節約や公共料金の支払いなど、手続きを自分でしなければならないため社会勉強になる。
- 親元を離れることで自立できる。
一人暮らしのデメリット
- 引越しの手間がかかる。
- いままでかからなかった家賃がかかる。
- 自炊するなど食事を自分で用意しなければいけない。
- 病気になった時に看病してもらえない。
- 電気料金の支払いなどの手続きを自分でしなくてはならない。
自由にできる部分が多い分、自分でやらなければいけないことが多くなり責任を持った大人としてしっかり生活することが必要になります。
両者を比較すると
実家暮らしと一人暮らしではメリットとデメリットがまったく逆になります。
自宅から通える範囲であれば自宅通学は自炊しなくてもよいし、お金もかからないので楽でしょうが、早い段階で一人暮らしを経験すると社会の仕組みなどいろいろ勉強になる事も多くあります。
と同時に、ご近所付き合いや防犯といった意味でもすべて自己責任となります。
すべて自己責任!
自由には責任がつきまとうということもしっかり自覚する必要があります。
今までは家の事はすべて親に任せていればよかったものですが、一人暮らしはある程度の覚悟が必要になります。
友達と騒げば近所から苦情もきますし、ゴミだしなどのルールを破れば指摘も受けます。
一人暮らしを反対される理由とは
一人暮らしをしたいと親に言っても反対される可能性もあります。
女性の一人暮らしは危険がつきまといます。
親が一人暮らしを反対するのはこの理由によることが大きいでしょう。
普段から夜帰りが遅かったり、親に心配をかけてきたのなら反対される可能性もあります。
一人暮らしをするなら、親を安心させるような生活を普段から心がけましょう。
物件を決めるときは、オートロックであったり、近くに交番や警察署があったりなど親を安心させることができるものを探しましょう。
と、厳しい事も言いましたが、家を出て一人で暮らすというのも楽しいものです。
なんで一人暮らしをしたいのか、しっかり親と話し合ってから決めてください。
寮という選択もあり
最後に、学生寮や社員寮が利用できるのなら、これも検討してみるべきでしょう。
寮は一般的に、民間のアパートより割安で利用できます。
食事も用意してくれるところもあり、自炊が苦手でも安心です。
しかし、ここでは集団行動ですので、外から友達を呼べなかったり、門限があるケースもあります。
管理人が常駐していれば安心ですし、困った事があった時は近くに相談できる人がいるなど、寮にはいい面もあります。
検討してみる価値はあるでしょう。