サークルを掛け持ちするのはアリ?掛け持ちする際の注意点とは

多くの新入生は、大学に入学したらサークルに入ろうかと考えるのではないでしょうか。

主に4月に行われる新入生歓迎会(新歓)にいろいろと参加してみて自分に合いそうなサークルを選ぶと思いますが、よさそうなサークルがいくつもあってひとつに絞りきれないなんてこともありますよね。
そんなときはサークルの掛け持ちをしようと思うこともあるでしょう。

ここでは、サークルを掛け持ちする際のポイントや注意点をまとめました。

サークルは掛け持ちしていいのか?

サークルを掛け持ちしている人は多くいます。
サークルに一つしか入ってはいけないという決まりもなくいくつのサークルに入るかは自由です。

実際には1年生の段階では3つ程度のサークルを掛け持ちし、夏休み時期から2年生になるにつれ、徐々に1つか2つに絞り込む人が多いようです。

サークルを掛け持ちするメリットは?

サークルを掛け持ちするメリットとはどのようなものがあるでしょうか。

馴染めないサークルがあった場合の保険になる

4月の新入生歓迎会で自分にぴったり合いそうなサークルを見つけて入ったとしても、活動をしていくに連れて自分に合わなかったり、周りの人とうまくやっていけないなんてことも起こりえます。
そんな状況では無理に続けるのもしんどいでしょうから辞めてしまってもまったく問題はありません。

そうなるとそこからまた新たなサークルを探して途中から入るというのはなかなか馴染めずハードルが高くなってしまうでしょう。

それであれば、最初の段階から複数のサークルに所属しておくことで、もし自分に合わないサークルがあったとしても他に自分の居場所を確保しておけるという保険をかけることができます。

サークル自体がなくなってしまうことも…

お気に入りのサークルが見つかって活動していてもそのサークルがいつまでも存続しているとは限りません。

サークルとは部活とは違い、基本的に所属する学生自身の会費によって学生自身の責任によって運営されます。
会費が思うように集まらず解散してしまったり、運営状態が悪くなったり、近年飲酒や不祥事でサークルが消滅してしまうケースも発生しています。

サークルを掛け持ちすることで、もしもサークルがなくなってしまった時のための保険にもなります。

幅広い人脈ができる

ひとつのサークルに所属するより、違うジャンルのサークルに所属するほうが幅広い友達と出会うチャンスがあります。

大きなサークルにいくつか所属すると名前も覚えきれない人も多くいるかもしれませんが、学生時代にたくさんの人と出会い、交流することは後々大きな財産となるでしょう。

サークルを掛け持ちする際の基準は?

活動する日数

サークルを掛け持ちする際にまず考えなければならないことは、活動する日数や頻度です。

サークルの活動日が週1日ならば3つや4つ掛け持ちすることも可能でしょう。
アルバイトをしながらでも毎回出席しなくとも3つくらいは掛け持ちすることができるのではないでしょうか。

逆に週の活動日数が多くなると掛け持ちすることが難しくなるので気をつけましょう。

部活との掛け持ちは難しい

しかし、練習日数の多い部活とサークルを掛け持ちしようと考えた場合、両方を両立するのも難しいかもしれません。

部活は練習日数も多く練習がハードになる傾向があるため、掛け持ちをするなら活動日数の少ない文化系のサークルのほうが長続きするでしょう。

会費

サークルは基本的にメンバーである学生自身が負担する会費によって運営されます。

会費は、サークル活動で使う用具の購入や施設の使用料、講師を招く場合の謝礼などサークル活動を維持運営していくために使われます。
その会費プラス普段の飲み会の代金や合宿の費用も必要となり、複数のサークルに加入すればその分会費も多く負担する必要があるので、注意が必要です。

新歓時期に会費が提示されますので、必ず確認しましょう。

さいごに

サークルをいくつ掛け持ちするかはみなさんひとりひとりの状況によって変わってくるでしょう。

アルバイトをしなければならなければあまり多くサークルを掛け持ちするのは難しいでしょうし、実習が多い理系の学生もサークルに多くの時間を割くことは難しいかもしれません。

まずは、いろいろなサークルを見てまわり、授業のコマ数やアルバイトなど総合的に考えていくつ掛け持ちするか決めるとよいでしょう。