授業の進め方も高校の時とは大きく異なります。
まずここでは、教科書が指定され、それに沿って行われる講義の受け方のポイントを説明します。
教科書を使った講義の受け方
まず、基本的に講義は、
- 教科書は全員持っているだろう
- 該当箇所はあらかじめ読んできているだろう
という前提で進められます。
時折、教科書だけ購入させておいてまったく授業で使わない先生もいらっしゃいますが、基本的には教科書に沿って授業が進められます。
その時に教科書を持っていない人のために気を遣ってくれる先生はあまりいらっしゃらないでしょう。
なので、教科書がないと説明の内容を理解するのが難しくなるため、教科書が指定されている場合は購入するようにしましょう。
授業の進み方
教科書を順番通り説明していくというよりは、講義範囲を学生があらかじめ読んできているという前提のもとに、わかりにくい概念や補足の説明が必要になる箇所を重点的に説明していくケースが多いように思います。
なので、教科書を持っておらず、持っていたとしても該当箇所を読んで行かないと、何の話をしているのかまったくちんぷんかんぷんになってしまいます。
それでは講義への興味も薄れ、ただ授業中座っているのが退屈になり、それだったら遊びに行ったほうがいいと思うようになってしまうということにもなりかねません。
そして、板書に関しても、基本的な事は教科書に書いてありますから、わかりづらい用語を単語として書くだけだったり、概念相互の関係を図で書くだけ、という事も多くなります。
教科書がなくても板書をしっかり取れば単位が取れる、と考えるのはとても危険です。
教科書では理解しにくい事柄を完結にノートに取ると良いでしょう。
そして、これも忘れがちなのですが、ノートを取る際は、教科書の該当ページをP○○というように書く癖を付けておけば、あとから見返す時に便利です。
教科書指定講義では予習が大切
したがって、講義の前には極力授業範囲のページに目を通し、疑問点をあぶり出しておくことが必要です。
その疑問点を授業中に解決するつもりで講義を聞けば、退屈な時間になるということはないでしょう。