普段歩いている時や椅子に座っている時、力を抜いて前かがみの猫背になっていませんか?
常に前屈みになっていることで、自信がなさそうに見えたり、弱々しく見え、老けて見えることもあります。
さらに猫背でいることはその見た目以上に体にとってよくないことが起こっています。
猫背による体への影響
無駄な肉がつきやすくなる
猫背が習慣になっている人は、見た目だけではなく、体内においてもさまざまな影響がでてきます。
猫背が原因で、内蔵が圧迫されることによって、内蔵機能が低下したり,骨盤が歪んでしまう場合もあるそうです。
そして、骨盤が歪むことによって、基礎代謝が低下します。
すると、太りやすい体になってしまい、背中やお腹まわりに肉がつきやすく、下半身太りの原因にもなります。
頑張ってスリムな体型になっておしゃれをしても猫背やぽっこりお腹ではそれも台無しです。
肩こりの原因にもなる
さらに、頭が前方に下がり前かがみになることで、頭の重さによって肩にも負担がかかり、肩こりの原因にもなりなるので、バランスの良い重心をキープすることが大切です。
日本人は猫背になりやすい?
猫背になりやすい原因の一つに、日本人の体型の特徴があるそうです。
欧米人などに比べると背中やお腹、お尻まわりの筋肉が発達しにくく、そのため、背骨を支える筋肉が弱く、どうしても猫背姿勢になりやすいということです。
であれば、それを補うべく日頃から背中やお腹の筋肉を使うようにし、猫背になりにくい体を作るように意識したいものです。
簡単にできる猫背解消ストレッチ法
両手をお尻の後ろで組み左右の肩甲骨を寄せるようにして背筋を伸ばし、5秒間キープします。
そして、腕を戻しそのままの姿勢をキープするように意識し続けましょう。
立った状態でも座った状態でも行えますので、猫背になっているなと感じたときに行いましょう。
普通に背筋を伸ばすだけよりも肩甲骨を寄せて胸を開いているのでその姿勢をキープしやすくなります。
座り方もひと工夫
椅子に座る時も、浅く座って背筋を伸ばすのがよいと言われますが、これだと疲れて寄りかかったときに背骨が曲がり前かがみになってしまいます。
なので、背もたれに背中を付け、座面との間にお尻を挟むようなイメージで深く座るようにしましょう。
さらに、お腹に力を入れ、背筋を伸ばせば基礎代謝も上がるため一石二鳥です。
さいごに
整体に通ったり、猫背矯正器具や矯正下着もいろいろ販売されており、使用しないよりは楽に姿勢を保てるので、便利だと思いまが、大切なのは、適度に腹筋・背筋を鍛え、常に良い姿勢を意識して生活することです。
良い姿勢でいると、気持ちまでしゃきっとして前向きになれます。
猫背を治したいのならば、猫背姿勢を見かけたら友達に注意してもらうように頼んでおくのもよいかもしれません。