最近、髪の毛のハリやコシが弱くなったと思う事はありませんか?
髪の毛は3~5年をひとつのサイクルとして生え変わると言います。
若いからと油断していると、5年後に薄毛や痛みなどの髪のトラブルを招くことになるかもしれません。
そうならないために今から気をつけるべき事をまとめてみました。
この記事の目次
髪の毛のハリやコシの正体はキューティクル
まず、髪にハリやコシがある状態というのは、キューティクルが整っている状態の事を言います。
そして、キューティクルが整っているかどうかは髪の毛を育てる細胞である毛母細胞にしっかりと栄養が行き渡っているかにかかっています。
髪の毛は毛母細胞の分裂によって成長しますから、その際に栄養が行かなければよい髪の毛は生えてきません。
生まれ変わった髪の毛が細くコシがなくなってしまうのもそのためです。
まずは頭皮の血行をよくすることから
栄養が行き渡らず、毛母細胞がうまく分裂してくれない原因のひとつは血行の悪さです。
血行が悪いと必要な栄養素が細胞に運ばれず、弱い髪の毛になります。
不健康な生活が血行不良をおこす
不規則な生活、不健康な食生活、喫煙などによって毛母細胞周辺にある毛細血管の血行が悪くなります。
頭皮を触ってみてください。
もし硬くなっているなら血行が悪くなっている可能性があります。
もし不健康な生活を送っているなら考え直してみるよい機会かもしれません。
大切なのは、 毛母細胞に栄養を行き渡らせ、キューティクルを整えることです。
毛母細胞を活発にさせる魔法の物質 「成長ホルモン」
髪の毛はケラチンというタンパク質が原料になっています。
このタンパク質の合成を促進させる働きがあるのが、成長ホルモンです。
この成長ホルモンが多く分泌される時間帯は美容のゴールデンタイムとして知られている夜の10時から深夜の2時です。
なので、夜ふかしせずにこの時間帯にぐっすりと眠っている事が成長ホルモンと多く分泌させるうえで大切です。
髪の毛のダメージになることは極力控える
髪にダメージを与えるとハリやコシは無くなってしまいます。
日々髪の毛にダメージを与えている可能性があるのは毎日のヘアケアです。
例えば、ドライヤーの熱風を近くからあて続けるというのは髪の毛を傷める原因になります。
熱風は近くからあてず、すこし離してあて、時折冷風に切り替えるなど頭皮が高温にならないようにしましょう。
さらに面倒くさいからと髪の毛が濡れたまま眠ったり、ブラシをかけるのもキューティクルが剥がれるだけでなく細菌が繁殖しやすい頭皮環境になるので注意しましょう。
もちろん外出時には長時間強い紫外線に当たるのは避けるようにしましょう。
さいごに
今生えている髪の毛は過去のあなたの生活や食べてきたものの結果です。
これからの生活習慣を改めれば、これから生えてくる髪の毛も変わってきます。
今からでも遅くありません。
将来の自分のためにも髪の毛を思いやってあげましょう。