セメスター制とは、1年を前期・後期と2つの学期に分け、それぞれの学期でひとつの授業を完結させる制度です。
ここでは、セメスター制のメリットについてご紹介します。
この記事の目次
これまでの学年制との違い
これまでは1年を通じてひとつの科目を学ぶスタイル(学年制)が主流でした。
学校によって異なる場合もありますが、これまでの学年制では、1年間週1回の授業で4単位が割り当てられていました。
4月に決めた時間割で1年間進行しますから、途中で軌道修正することは難しく、途中でくじけてしまったら、もうその単位は諦めてしまうなど、回復は容易ではありませんでした。
それに比べて、セメスター制の授業では、半年間で週1回の授業で2単位、週2回の授業では4単位取得できます。
これまで1年間かけて週1回で学んできたものが、週2回しかも短期間で終了するので、学習効率も良く、知識が身につきやすく、また、モチベーションも続くなどのメリットもあります。
1年に2回履修登録できるチャンスがあるので、途中で興味が変わった時には軌道修正しやすいなどのメリットもあります。
また、海外の大学もセメスター制が導入されているところが多いので留学するタイミングが合わせやすいという特徴もあります。
セメスター制の詳しい説明や単位数、履修登録の方法などは履修ガイダンスなど、学校が用意している説明会に出席して確認してください。
セメスター制のメリットとは
最後にセメスター制のメリットをあげておきます。
- 短期間で集中して学習に取り組める
- その時々の興味に合わせて柔軟に授業が組める
- 不合格時の軌道修正が容易(落とした科目を後期に登録できる)
- 海外提携大学にもセメスター制が導入されているので、留学にも適している