レポートの印刷がしたい、思い出の写真を家で手軽に印刷がしたい。
プリンターを買いたいけれどたくさんあってどれを選んだらいいのかわからない!
そんなあなたに、写真やレポート印刷、年賀状を作るといった用途に十分使える、プリンタ・複合機を選ぶ際のポイントをご紹介します。
この記事の目次
最低限これだけはチェック!プリンター・複合機の基本性能
プリンター・複合機って違う?
まず、プリンターとは、通常、印刷機能だけが付いているものを言います。
これに対し,複合機とは、印刷機能に加え,スキャナ(文書を読み取ってパソコンに取り込む機能)、コピー機能の付いたものを言います。
以前はプリンターの方が印刷した画質が綺麗だと言われていましたが、今は複合機の性能はかない良いので、多少かさばりますが、手軽にコピーが取れたりもするので、複合機を購入する方があとあと便利かもしれません。
インクジェットプリンター・レーザープリンターって?
インクジェットプリンターとは、印刷用紙にインクを噴射させる方式で、手軽に利用でき家庭用のプリンターとして活躍しています。
レーザープリンターとは、簡単に言えば、レーザーを照射し、熱や圧力で、粉を付着させる方式です。
インクジェットは家庭用、レーザーはビジネス用に向いていると言われています。
家庭での使用は低価格なインクジェットで良いでしょう。
カタログにも耳慣れない単語が…
店頭に行って見てみても1万円以下のものから3万円台のものまでたくさん置いてあると思います。
見た目もそんなに変わらないのにこんなにも値段が違う。
そこで、カタログを見てみると、耳慣れない単語が出てきます…。
解像度とは
まず、画像の綺麗さを表すものが解像度です。
これは、4800×2400dpiや5760×1440dpiと表示されているもので、数値が大きくなるほど綺麗に印刷できるというものです。
この解像度が大きいに越したことはないのですが、ここはあまり気にしなくても良いかと思います。
画質の良さを決めるのは以下のインクの種類や数などによるところも大きいからです。
インク滴サイズとは
インク滴サイズはplで表され、インク一滴あたりの最小体積、つまり吹き出されるインク一粒一粒の大きさのことで、これは数字が小さいものの方が綺麗に印刷できることになります。
現在主流の最小単位はpl1です。
インクは何種類あればいい?
次に、写真の描写力や、文字の黒の綺麗さを決めるインクの数についてですが、これはもちろん数が多い方がその分表現の幅が広がり綺麗に印刷できます。
また、同じ黒でも種類の違う2種類の黒インクを使用し、黒の表現力を高めているモデルもあります。
染料・顔料と、写真・文書に最適なインクが選択されます。
写真を印刷するのならば、5色は欲しいところです。
印刷速度・コスト
いくら綺麗に印刷できても、印刷スピードが遅いようではプリンタを快適に使うことはできません。
L判写真のスピードしか掲載されていない場合が多いですが,そのスピードが早ければ他の用紙でも早いだろうと予想されます。
そして、意外と重要になってくるのがコスト、つまり1枚印刷するのにインクや用紙などの代金がいくらかかるのかということです。
プリンタの純正のインクは意外と高額です。
本体の安さにつられて、インクが高いとなると泣くに泣けません…
これも大まかな目安として参考にしてみてください。
以上が主な基本性能です。
あると便利な機能
両面印刷
両面印刷はできるものの方が便利です。
用紙の節約にもなりますし、片面を印刷して、また裏面にセットするのは何かと面倒くさいものです。
給紙方式
用紙を補給するトレイの場所・収納することのできる数も気にしましょう。
プリンタの前面下側、背面上部にトレイがありますが、前面下側に収納できるものが良いと思います。
背面のタイプは壁から少し離して設置しなければならず、上面を開けることからホコリが入りやすく故障の原因となる場合があるそうです。
無線LAN対応機種
本来プリンターはパソコンと直接つないで使うものでしたが、無線LANが搭載されている機種ならば、インターネット環境があれば、ケーブルでつながなくても印刷することができます。
なので、パソコンの近くに設置する必要もなく、置き場所も選びません。
しかも、専用アプリをダウンロードすることにより、スマートフォンから直接印刷することもできるため、いちいちパソコンに取り込まなくても良いため、大変便利です。
以上簡単にポイントを挙げてみました。
プリンタ選びの参考にしてください。