テレビ録画はもちろんのこと、写真の管理やインターネット接続など今やデジタルライフには欠かせないブルーレイレコーダー。
買いたいけどいろいろ種類があってどれを買ったらいいかわからない!
そんなあなたに、ブルーレイレコーダーを選ぶ際のポイントをご紹介します。
なにが違うの?
家電量販店に出向くと、シャープ、ソニー、東芝、パナソニックなどAV機器メーカーからたくさんのレコーダーが販売されています。
2万円台から購入できるモデルや20万円を超えるものまでさまざまなモデルがあります。
ぱっと見ただけではまったく同じに見えるのに何がそんなにも違うのでしょうか?
価格の違いがあるのは主に、録画できる保存容量、同時に録画することのできる数、接続する端子の数、さらに上位のモデルになると画質や音質にこだわった部品や機能が搭載されているなどさまざまな違いがあるためです。
低価格なエントリーモデルは必要最小限の機能に絞られていますし、上位のモデルになれば容量も増え、画質や音質にこだわった設計になっているので、とても高価格になるわけです。
録画して見るだけならエントリーモデルでも大丈夫
なので、普通に録画して見るだけであればエントリーモデルのものでも十分用は足りますが、デジカメやビデオカメラから直接画像や映像を取り込みたい場合やスマートフォンやゲーム機などの端末に取り込んで持ち出して外出時に見る場合には対応をしっかりと調べなくてはいけません。
最低限知っておきたい比較のための知識
保存容量
なにはともあれ、まずはハードディスクの保存容量をチェックしましょう。
レコーダーとはブルーレイなどのディスクに直接録画することもできますが、基本的にはハードディスク(HDD)と呼ばれる内蔵型(増設することも可能です)のディスクに保存をして、保存しておきたい大切なものや人に渡す時にブルーレイなどのディスクにコピーするというような使い方をします。
このハードディスクの容量が多ければ多いほどたくさんの番組をレコーダー本体に保存しておくことができるわけです。
GB(ギガバイト)やTB(テラバイト,1TB=1000GB)で表されます。
記録時間
保存容量とこの記録時間は比例しますが、記録時間を見るには注意が必要です。
カタログを見ると、最大数百時間から数千時間録画可能と書いてあります。
しかし、これは画質を一番落とした時の時間です。
ちょっと見て消すだけならそこまで問題になりませんが、お気に入りを録画してとっておくにはあまりあすすめしません。
なので、目安としても一番画質の良いモード(DRモードなど)もチェックしましょう。
高速起動モードと消費電力
起動時間も気になるものです。
これは、電源のスイッチを入れてから操作ができるようになるまでにかかる時間のことです。
パソコンを考えてみればわかるように、ハードディスクというものはもともと立ち上がるまでに時間がかかるものです。
そこで、多くの機種にこの高速起動とか、瞬間起動という機能が搭載されており、このモードにしておけば早くて1秒以内に起動させることも可能です。
ですが、高速起動モードを使用するとその分消費電力は大きく、電気代も余分にかかってきます。
なぜなら、弱いながらも電気を通した状態でスイッチが入れられるのを常に待っている状態だからです。
言ってみればすぐに立ち上がれるように中腰で構えているようなもの。
これでは電気代もバカにはなりませんよね。
頻繁に使わないのであればこのモードは切っておいてよいでしょう。
チューナー数
チューナーとはざっくりと言えばテレビを受信する部分のことです。
このチューナーの数によって同時に受信できる番組の数が変わります。
チューナーが複数入っていれば、同時に複数の番組が録画できるということです。
同じ時間に他の番組が録画できるので、同じ時間に録画したい番組が複数あっても迷うことはありません。
ダブルチューナーとは2つ、トリプルチューナーとは3つのチューナーが入っているという意味です。
さいごに
以上、簡単にですが基本的な知識をご説明しました。
基本的にできることは同じなのですが、各メーカーごとに編集がしやすかったり、自動録画が得意であったりなどの特色はあります。
また、録画した番組をTwitterと連携して盛り上がっている場面を検索したり、見出しや見どころから探したりといろいろな使い方ができます。
ぜひともレコーダー選びの参考にしてみてください。