学生生活において常につきまとう言葉、単位。
これによって卒業できるできないも決まりますので、学生にとっては非常に気になるものでしょう。
それでは、まずは進学・卒業に必要な”単位”と”成績”について知っておきましょう。
成績評価の方法も先生によって様々
大学においての成績は、日頃の授業の出席数、小テスト、レポート、期末試験などを総合して決まります。
出席を重視する先生や、期末試験一発で成績を決める先生もいるなど、評価方法は大きく異なりますから、事前に必ずシラバス(講義概要)などで確認してください。
一般的には成績は、優・良・可・不可(または、A,B,C…など)と付けられ、それぞれ100点満点中、80点以上・70点以上・60点以上・それ以下、とされていることが多く、”可”以上であれば単位が取得できます。
卒業に必要な単位数
決められた単位を取得しなければ卒業することはできません。
卒業までに必要な単位数は、4年制大学では124単位以上、短期大学の2年制の課程では62単位以上、3年制の課程では93単位以上と大学設置基準・短期大学設置基準という法令で決まっています。
この卒業所要単位を取得できなければどんなに真面目に勉強していたとしても学校を卒業することはできません。
講座や授業日数によっても取得できる単位数は異なるので、こちらも事前に確認しておきましょう。
無駄に単位を落とさないようにすること
所定の成績を修められず単位を落としてしまったとしても再履修といって翌年もう一度同じ授業を受けられることもあります。
しかし、それが必修科目の場合、必ず取らなければいけないのにキャンパスが変わってしまい移動時間が発生したり、翌年の講義の数が増えるなどの負担も増えてしまいます。
そうならないためにも、なるべくその年に単位を取るようにしましょう。
そのためには、無理のない範囲で時間割を組むことが大切です。