健康的に元気でいるには毎日8時間寝なければならない。
そう思い込んでいませんか?
しかし、これは医学的な根拠はないばかりか、8時間では寝過ぎだという研究報告もあります。
そこで、理想の睡眠時間とはいったいどのくらいなのでしょうか。
アメリカのカリフォルニア大学で行われた研究によると、100万人以上を対象に睡眠時間と寿命との関係を10年調査した結果、一番死亡率が低かったのが6.5時間~7.5時間睡眠を取っている人でした。
逆に、それ以上、7.5時間~8.5時間以上の睡眠を取っている人は6.5時間~7.5時間睡眠を取っている人に比べて約20パーセントも死亡率がアップしたそうです。
日本でも同様の調査結果があり、7時間の睡眠を取っている人だ男女ともに死亡率が最も低かったそうです。
人によってベストな睡眠時間が違いますが、眠る時間が多すぎると長生きできない原因になるかもしれません。
自分にあったベストな睡眠時間を見つける
もっとも自分に合った睡眠時間を見つけることができれば、快適な目覚めを手に入れることができます。
よい睡眠とは、「時間×睡眠の質」によって決まります。
質の悪い睡眠を続けていれば、何時間眠ったって疲れがとれず、一日中眠気にさらされるようなことになります。
まずは睡眠の質を上げましょう。
まずは、睡眠の質を上げることからはじめましょう。
眠る前に食事をしないとか、カフェインを摂らない、また深酒をしないなどよい睡眠を取ることができるよう心掛ける必要があります。
睡眠の質が上がれば、目覚めもよく、体の疲れが取れ、朝すっきり目が覚めるようになります。
そして一度目が覚めたらそのまま布団から出ましょう。
それで一日過ごし、日中眠たかったり疲れが出るようであれば、もう少し睡眠時間を増やすなどして調整していきます。
そうするうちに、自分にとって最適な睡眠時間というものが見つかるでしょう。
快適な目覚めのために
目覚まし時計が鳴ったら1回で起きてしまいましょう。
何べんも鳴らしたり、次があるから大丈夫と思っていると浅い睡眠を繰り返すことになり、睡眠の質も落ちてしまいます。
その日一日の勢いは朝布団を出る勢いで決まるともいわれますので、眠たくても勢いよく布団から出ましょう。
そして、目を覚ますために部屋の明かりをつけ、太陽の光を見て浴びるようにすると体内時計もリセットされ、体が朝が来たと認識してくれます。
同時に、体を伸ばしたりストレッチをすればかなり体はすっきりするはずです。
それでも眠たい時は
冷たい水で顔を洗い、水、コーヒーなど飲んだり、少しでもいいので、朝ごはんを食べるようにします。
朝ごはんを食べることで、ブドウ糖が吸収され、脳の働きも活発になり、しゃきっと目が覚めるでしょう。