秘書検定

秘書検定は社会人として求められるマナーがや電話対応、接遇が身に付く認知度の高い人気資格です。

準1級以上は自信を持って履歴書に書くことができます。

どんな資格?

秘書検定は、秘書になるためだけの資格ではなく、社会人として身につけておきたいマナーの基本を理解していることを証明する資格です。

人間としての力やコミュニケーション能力を高める目的での受験者も多く、就職する前の自己研鑽にと、社会に出てから実際に役に立つものです。

秘書の仕事とは?

秘書とは、社長や役員などの身の回りの補佐をするのが仕事です。

業界によって仕事内容は大きく変わりますが、スケジュール管理や来客対応、会議の書類作成、社内外とのコミュニケーションなど、と多岐にわたります。

活躍できる場所

社会人に必要とされるコミュニケーション能力や気配り、マナー、言葉遣いなどが身に付くため、秘書に限らずどんな職場でも活かされるでしょう。

こんな人におすすめ

正しい来客対応や電話の受け答えなど、大人としてのマナーを身に着けたい清潔感のある女性を目指す方におすすめの資格です。

秘書として勤め上げるには、細かな仕事をミスなくできたり、重役のプライベートまでも見聞きする機会も多いことから、口が堅いことは大前提で、なおかつスケジュールもハードになりがちなので、体力も必要です。

さらに、貪欲にいろいろ吸収していこうという前向きな女性を目指したい方にもおすすめです。

どんなことが問われるの?

必要とされる資質

社会人としての基本的なマナー・考え方について問われます。

業務知識

秘書としてどこまで業務に携わるか、秘書としての業務の範囲が問われます。

一般知識

経済やマーケティング用語など、ビジネスの場で使用される意味や使い方などが問われます。
これは就職活動にも活用できる知識でしょう。

マナー・接遇

来客対応や電話対応さらには冠婚葬祭などの礼儀作法などが問われます。
これは日常生活にも応用できる知識でしょう。

技能

事務的な仕事内容が問われます。
文書作成やスケジュール管理、ファイリングなど職場で実践的に役に立つ内容です。

どう勉強すればいい?

試験は3級、2級、準1級、1級と段階があります。

3級、2級は市販のテキストや問題集で合格することも難しくはありませんが、それ以上の準1級、1級になると難易度も高く、面接試験もあることから、専門学校や予備校、通信教育などを利用した方が効率的に学習できるでしょう。

試験の概要

 
受験資格 誰でも受験できます
勉強期間の
目安
3か月~
試験日 3級、2級/2・6・11月
準1級、1級/6・11月
試験科目 必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能
受験料 3級/2600円
2級/3800円
準1級/4900円
1級/6100円
合格率 3級/69.1%
2級/61.6%
準1級/34.1%
1級/33.2%
(平成28年6月実施分)
問い合わせ先 (財)実務技能検定協会