初年次教育の役割とは

現在多くの大学で初年次教育という科目が設置されています。

初期ゼミや補講と呼ばれる事もあり、1年次に実施される初年次教育とはどういったものなのでしょうか。

高校から大学への橋渡し

初年次教育とは、高校から大学への学習面での橋渡しをするもので、大学での授業の受け方、ノートの取り方、情報の集め方やレポートの書き方などこれから大学で勉強していくにあたってのを指導してもらえるものです。

大学によっては、高校までの科目についての基礎的知識を復習するというものまで様々なものが用意されています。

これは、高校から大学へのスムーズな移行を可能にするために用意されているものです。

授業形態から、勉強内容まで高校時代とはまったく異なる環境になることにより、大学での勉強についていく事ができなくなってしまう学生も近年増えているようです。
高校までの受身の学習から大学での能動的な学習態度への転換を図り、学生の自主性を育み自ら課題を設定し、それに向かって取り組む事ができるようにすることを目標としています。

このような講座が用意されているのなら是非受講してみましょう。
今後に対する不安を解消し、将来へのビジョンを描くのにきっと役立つはずです。

勉強もしっかりやってきたし、難関校に通っているから自分は大丈夫だと思っていても、社会人からすれば意外と基礎がなっていなかったりします。
あとあと苦労する前に、1年生のうちから一度確認してみましょう。