積み重ねれば大きな成果に。時間を有効活用するスキマ時間のつくり方

1日に24時間しかないというのはどんな人にも平等に与えられている数少ないもののひとつです。

やりたいことがあるのに全然時間が足りない。
そんな中で少ない時間を効率的に使うためにはどうすればよいのでしょうか。

忙しくて勉強もできない。
それは誰しもが感じていることです。

会社や学校、アルバイトを休めばまとまった時間が手に入りますが、なかなかそうもいきません。
そうであれば、時間がないと言い訳するのではなく、無駄な時間を少なくし、スキマ時間を有効に活用しましょう。

時間をうまく使える人とうまく使えない人とでは今後の人生も大きく変わってきます。
さらに今後、時間を見つけて勉強を続けていかないと生活すら危ぶまれる時代になってきています。

どうやって時間を作り出すか

まず削るべきはダラダラとした非生産的な時間

まずは1日の生活パターンを見直してみましょう。
見たくもないのにテレビをぼーっと見続けたり、目的もなくインターネットを見続けたりといったことはありませんか?

これらはやろうと思えばいくらでも時間を潰すことができます。
テレビを見るならテレビを見るで、時間を決めて見るか、録画してから見たほうが余計なものを見ないで済むので時間が節約できるでしょう。

次の動作までを早くする

物事に取り掛かるのが遅いと、その分時間が少なくなっていきます。
お風呂に入ろう、ご飯を食べよう、と思っていてもだらだら次の行動に出ないと、その分時間が浪費されてしまいます。
次の行動に出る時間を早くすれば当然その分時間が生まれます。

また、時間は1時間ごとに区切る必要はありません。
たとえば、テレビは54分で区切りを迎えることが多いと思います。
次の00分から始めるのではなく、テレビが終わった54分から始める習慣を付けましょう。
たかが6分ですが、積み重ねれば大きな時間に生まれ変わります。

スキマ時間に頑張るだけが有効とは言えない

スキマ時間を捻出してもその時間すべてを頑張ろうというのでは、気が休まる時間がありません。
スキマ時間に勉強や仕事を頑張ればさらに成果は出るでしょうが疲れが溜まってしまい、本業にも差し支える恐れがあります。

スキマ時間は体や気持ちを休めるためにも使えます。
昼休みには座った状態でも昼寝をし、午後の授業に向けて身体を休めるためにも使えますし、空いた時間を見つけて頭をからっぽにしてリラックスしたほうがよっぽど効率が上がります。

削ってはいけない時間とは

逆に、削ってはいけない時間というのがあります。

それは、生きていくうえで必要な時間、生活に必要な時間です。
たとえば、睡眠、食事の時間などをさします。

睡眠を削れば頭も体も疲れが取れず、作業効率が落ちます。
また、食事時間を減らすことも消化吸収に悪かったり、必要な栄養が取れず体調を崩したり頭の働きが鈍くなったりと逆に作業効率を落としてしまう結果となります。

生活するための労働時間も、生きていくためには必要な時間ですからこれも削ることができません。
それ以外の無駄な時間を探して削っていくことが大切です。

さいごに

時間を捻出、有効に活用するにはものごとの所要時間を意識することが大切です。
朝支度をするのに何分かかるか、駅までの道は何分かかるのか、学校や仕事が終わってから家に着くまでにどのくらいの時間がかかるのか。

いくら時間を生み出せたとしても、時間に無頓着だと時間を有効にうまく使えるようにはなりません。
まず、毎日の行動にどのくらいの時間をかけているのかを意識するクセをつけてみましょう。